新開山本クリニック

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家庭透析

自宅で血液透析(HHD)ができれば、透析不足を解消したり、透析時間を家族とともに過ごしたり、生活に合わせて透析時間を設定できるなど、さまざまなメリットがあげられます。日本透析医学会でも「QOL(生活の質)を考えた場合、もっとも望ましい医療の姿」とし、今後の普及を支援しています。
しかし、まだまだ普及が進んでいないのが現状です。

当院では東京で多くの患者に在宅血液透析をされている品川ガーデンクリニックの若井先生の指導のもと2015年5月から鳥取県で初めてHHDを導入しました。 現在1名が自宅で透析をされています。

話だけでも聞きたい、自分もやってみたいなど興味のある方はいつでも電話、メールでお問合せください。


HHDのメリット

  • 通院がない
  • 長時間透析が可能
  • 身体への負担が少ない
  • 生活に合わせて透析ができる
  • 就業率が高い
  • 院内感染の心配がない

HHDを行うための条件

  • 本人の強い希望がある
  • 介助者が確保され、同意している
  • 介助者以外の家族も協力的である
  • 本人・介助者ともに教育訓練を受けられる
  • 教育訓練の内容を習得する能力がある
  • 安定した維持透析が実施されている
  • 支障となるような合併症がない
  • 年齢は16〜60歳程度が望ましい
  • 社会復帰の意思がある
  • 家庭内に透析する部屋や材料保管場所が確保できる

費用等その他の負担

通院と同様に保険が適応されるため自己負担分は変わりません。透析機器は当院より無償でリースいたします。透析機器などを置くための電気、水回りの改修工事などの初期費用(15 〜 30万)のほか、透析に使用する電気・水道代(約2 〜 4万円)は自己負担となります。